湯シャンはシャンプーと併用してもOK!ぷち湯シャン実践法&おすすめシャンプーを紹介
湯シャンは頭皮環境を良くするにはとっても効果的な方法。薄毛や美髪、免疫力の向上などいろいろな効果が期待できますよね。
ただ、頭皮がシャンプーなしで独り立ちするまでには個人差があり、“ニオイ・ベタツキ・フケ・かゆみ等”が現れ、中にはこうした症状が数か月つづく場合も...。
湯シャンの効果がでる途中で、『やっぱり湯シャンなんて効果ないじゃん...余計に頭皮の状態が悪くなった...』とあきらめてしまう方も多くいらっしゃいます。
湯シャンは、うまくいけば頭皮にプラスになるけれど、人によっては結果につながるまでハードルが高い面が...。
そんな時おすすめなのが、湯しゃんとシャンプーを併用する『ぷち湯シャン』。
結局シャンプー使うんだったら、湯シャンの意味はあるの?と思う方もいらっしゃいますが、実は『ぷち湯シャン』にも『完全湯シャン』と同じぐらいのメリットがあります。
そのまま『ぷち湯シャン』を続けてもいいですし、『ぷち湯シャン』をうまく活用しながら完全湯シャンに移行することもできます。
ただひとつ、気を付けたいのは使うシャンプーによっては頭皮に悪影響がでてしまうこと。シャンプー選びに失敗してしまうと、せっかくの湯シャンの効果も水の泡になってしまいます。
当サイトではシャンプー選びも含めたプチ湯しゃんの実践法を紹介。
今すでに『ぷち湯シャン』をやられていて、湯シャンと相性がよいシャンプーを探している...湯シャンを始めたけどなかなかうまくいかない等々...そんなお悩みをお持ちの方はぜひご覧になってください。
ぷち湯シャンのメリット 『シャンプーと併用したほうが頭皮にはプラスに働く』
無理なく完全湯シャンに移行できる
頭皮にはもともと皮脂よごれや雑菌を分解してくれる善玉菌(常在菌)がいますが、シャンプーを使うと汚れと一緒にこの善玉菌も少なからず洗い流され、働きが鈍くなっていきます。
シャンプーに長く依存すればするほど、頭皮は自分で汚れを掃除する力を失っていくことに...。
そのため、急にシャンプーをやめてしまうと、弱っている善玉菌だけで汚れ菌に闘いを挑んでもなかなか勝つことができません。
湯シャン初期には“べたつき・におい・かゆみ”等の症状がでやすいですが、それはまさに『悪玉菌が闘いに勝ち増殖しているサイン』なんです。
それでも、根気よく湯シャンを続ければ、善玉菌たちは“もうシャンプーは助けてくれない...自分達が働くしかない!”と感じなんとか体力を回復しようとします。
順調にいけば悪玉菌たちにも負けないぐらい回復しますが、この回復のスピードは人によって違いがあります。
もともと頭皮の力が強い方は、湯シャン後1週間ぐらいで善玉菌の状態がぐっと良くなる方もいらっしゃいますし、逆にうまく回復できないと悪玉菌ばかりが増え、数か月たってもベタツキ等に悩まされる方がいらっしゃいます。そのまま無理に湯シャンを続け頭皮環境をかなり悪化させてしまう方も...。
また、まだ湯シャンに慣れていない頭皮だと、皮脂分泌が多く汗もかきやすい夏等の環境下では雑菌が増えやすく、強いかゆみや炎症を引き起こすこともあります。
こうした危険をさけるためにも、最初はむりに湯シャンにこだわらず、善玉菌が自分たちの力を取り戻すまでシャンプーでサポートしてあげることが大切。
湯シャンを始めたあと、もし“頭がむずむずするなぁ...とかニオイが気になるなぁ...”とか感じたら、1日おきでも2日おきでもシャンプーを使って問題ありません。
一度シャンプーで、優勢になっている悪玉菌たちを退治して頭皮をリセットし、また湯シャンを再開することで、無理な負担をかけずに善玉菌の回復を助けることができます。
病気をしている人が手術・くすり・リハビリといった過程を経て健康を取り戻すのと同じで、湯シャンしはじめのうちは、シャンプーに自分達だけでは手におえない悪玉菌をやっつけてくれるようにお願いすればいいんです。
その後、善玉菌が汚れ掃除を自分たちで行えるぐらいまで回復してくると、ベタツキ等の症状は消え、自然とシャンプーの回数を減らすことができます。
ここまでくれば、そのまま完全に脱シャンプーすることは簡単♪
急に脱シャンプーをして、変に頭皮の状態をこじらせるより、ぷち湯シャンで少しずつ頭皮に湯シャンを慣れさせていったほうが、安全でスムーズに完全湯シャンに移行することができますよ。
もちろん、ぷち湯シャンを行う際には『善玉菌の回復を妨げないシャンプー』を使うことが大前提。
月並みではありますが、洗浄力が強い市販のシャンプーはやっぱり危険。せっかくの湯しゃんの効果が台無しになることがあります。
湯しゃんのルールにガチガチに縛られなくてもOK
完全に湯シャンだけにしてしまうと、守らなければいけないルールがでてきます。
それは、ヘアカラー・白髪染め・スタイリング剤(ワックス・スプレー)等を使ってはいけないこと。
こうしたアイテムは人工のオイルを主成分にしているものが多く、湯しゃんだけでは落ちにい性質があります。
もし、頭皮とかに残ってしまうと炎症、かゆみ、育毛阻害等の原因に...。
“わたしは大丈夫。だって頭皮に成分がつかないように髪だけに使っているから”と思う方もいらっしゃいますが、それでも少なからず、髪をつたって頭皮に付着したり、気化して成分が頭皮に浸透することがあります。
とにかく、こうしたアイテムを使った日は必ずシャンプーするというのが鉄則。こういうケースだと、逆にシャンプーを使わないことが頭皮に悪影響をおよぼしてしまいます。
一方、ぷち湯シャンならそんな時、シャンプーで頭皮をリセットできます。
もちろん、頭皮にとって一番いいのはこうしたへアケアアイテムの使用をできるだけ控えることですが、どうしても使わざるを得ないことってありますよねぇ...。
特にスタイリング剤は、男性・女性を問わず、寝ぐせ、髪がまとまらない時、デートなどの時にはマストアイテム。
ぷち湯シャンは、状況に応じて対応できるなので、完全湯しゃんよりストレスを感じずに続けられます♪
ぷち湯シャンのやり方
シャンプーを併用する頻度はどれくらいが理想?
最初のうちは、洗い上がりやベタツキが気になるのと思いますので、1日おきぐらいにシャンプーと湯シャンを交互に行ってかまいません。
頭皮が湯しゃんに慣れていくと、ベタツキ等は自然におさまっていくので、2日、3日おきという感じでシャンプーを使う頻度を少なくしていくことができます。
ぷち湯シャン上級派の中には、月に2回から3回ぐらい、本当にたまにしかシャンプーを使用しない方もいらっしゃいます。
ただ、湯しゃんのルールでもお話ししたように、シャンプーの回数を少なくすることだけが目的ではありません。
スタイリング剤を使った日は必ずシャンプーするルールを忘れないようにしましょう。
とにかく最初は、いきなり脱シャンプーを目指すのではなく、あくまでも『少しずつ』が大事。
まずは、週に2回~3ぐらいのシャンプーを目安して、その後はご自分の頭皮の状態によって回数を調整していけば大丈夫です。
頭皮の状態がよくなると、自分でも驚くぐらい頭が軽くなり髪質も変わってきます。
せっかくの効果が台無し!朝シャンはダメ
皮脂は雑菌や紫外線などから常に頭皮を守ってくれる、いわば天然の保護オイル。
この天然オイルは夜分泌され、朝には絶妙なバランスで頭皮をコーティングしてくれてます。
でも、朝シャンをしてしまうと、せっかくの保護オイルが台無し。
お湯だけでも十分流されてしまうので、朝にシャンプーを使うのはもってのほか。
これじゃぁ、せっかく頭皮環境を整えても効果がぜんぶ水の泡に...。湯シャンやシャンプーは必ず夜のみ行うようにしましょう。
余談ですが、頭皮の皮脂分泌を正常化する効果も湯シャンにはあります。
シャンプーを毎日のように使っていると、必要な皮脂まで取られてしまうので、人によって“頭皮の乾燥、かゆみ、または逆にべたつき (※必要な皮脂までとられるので頭皮は自分のカラダを守るためにどんどん皮脂を分泌しようとします) 等”を引き起こします。
脱シャンプーをすると、必要な皮脂が残るようになるので頭皮の保護機能が回復しはじめます。
もちろん、スタイリング剤を使った日やベタツキや臭い等が気になる時はシャンプーを使っても問題ありません。
使用するシャンプーや洗い方にもよりますが、週に2回、3回ぐらいのシャンプーでは、皮脂分泌に影響がでることはありません。
ぷち湯シャン派のためのシャンプー選び
市販のシャンプーをぷち湯シャンで使用する場合の注意点
ここでいう市販のシャンプーとは、ドラックストアやスーパーなどで販売している“ふつうのシャンプー”のこと。テレビCMで宣伝されているシャンプーも含みます。
メーカーは安く多く売るため、粗悪で洗浄力が強い成分を使っており、汚れだけでなく“頭皮を保護している皮脂・雑菌とたたかってくれる善玉菌”まで落としてしまいます。
結果、そんなシャンプーを毎日使っていると、頭皮はどんどん弱っていくことに...。
それでも、洗い方さえ気をつければ、週に1~2回『ぷち湯シャン用シャンプー』として使えないわけではありません。
まず、頭皮をこすり洗いするのは絶対にNG!
手のひらで泡立てたあと、髪だけに泡をつけて手ぐしで20回ぐらい洗うだけにしましょう。
頭皮の汚れは、シャワーでシャンプーを洗い流す時に十分落ちます。
市販のシャンプーは、これぐらい注意を払わないと湯シャンでせっかく整えていた頭皮環境を台無しにしてしまうんです。
ぷち湯シャンと相性がよいのはどんなシャンプー?
ぷち湯シャン用シャンプーにおすすめなのがアミノ酸シャンプー。
よく、アミノ酸シャンプーは頭皮にいいと耳にした方も多くいらっしゃると思いますが、それはわたしたちのカラダを構成しているのと同じ成分で汚れを落としてくれるから。
カラダとの相性がよく、頭皮や髪に負担をかけないで汚れを落としてくれるんです♪
ただ、アミノ酸シャンプーを作るには手間がかかる分、ちょっとお高め。最低でも、2.000円以上はします。
シャンプーにそんなにお金をかけたくない気持ちも分かりますが、それでも“すべては頭皮のため”。
湯シャンと併用するシャンプーにもこだわることで、より効果的なぷち湯シャン生活を実践することができます。
といっても、ほとんどのアミノ酸シャンプーは平均3.000円ぐらいで1ヵ月~2ヵ月分。
ぷち湯シャンの場合、毎日シャンプーするわけではないのでコスパはかなり良くなります。
一方、アミノ酸という言葉が人気になるにつれ、ドラックストアでも、安めの“アミノ酸風のシャンプー”が販売されていますが、それは厳密にはアミノ酸シャンプーではありません。
アミノ酸系の成分はちょっとだけ配合し、残りは安価な洗浄成分でできている場合がほとんど。あまりにも安いアミノ酸シャンプーには注意が必要です。
ぷち湯シャン派におすすめ!アミノ酸シャンプー5選 ※体験レポートつき♪
1.haru kurokami スカルプ
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このシャンプーの特徴は?
リンス・コンディショナーも要らない無添加アミノ酸シャンプー。
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2.天然アミノ酸シャンプー アロマのやさしさ
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このシャンプーの特徴は?
500mlの大容量でも、価格は3.000円代。かなりお得に買えるアミノ酸シャンプーで、基本的にリンス不要。
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3.AFCアミノ酸シャンプー 爽快柑
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このシャンプーの特徴は?
発売以来、10年以上のロングセラーを続ける人気アミノ酸シャンプー。
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4.ハイビスカスヘアシャンプー
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このシャンプーの特徴は?
文部科学大臣賞を受賞しているアミノ酸シャンプー。
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5.レラ・パルガ アミノ酸シャンプー
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このシャンプーの特徴は?
サロン専用で使用されているアミノ酸シャンプーで、頭皮だけでなくダメージヘアもケアしたい女性に好評。
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人気NO.1シャンプー『haru kurokami スカルプ』の使いごごち
ちょっと見えにくくて申し訳ないのですが、こちらは成分表記。 |
『haru』は、シリコンやら香料やら、いろんな成分が無添加。 |
アミノ酸シャンプーは泡立ちが悪いものありますが、『haru』の泡立ちはかなりGOOD。 |